【 美味しいということ 】

当店のワインリストは基本的にすべて私がテイスティングしてオンリストしています。

先日ご常連様に『古荘さんの選ぶワインっていつも美味しいよね。でも、某レストランのワインはどれ飲んでも美味しくなかったんだよなぁー!』なんて言われました。

当店ののワインが美味しい。有り難いことです!!

 

ではお客様のおっしゃった、美味しいワイン、又、美味しくないワインとは一体何なのでしょう?

 

皆さんは、普段飲んでいるワインが、大好きな人と飲んだとき、とてもおいしく感じたことはないでしょうか?

逆に、怒っていたり、緊張する場面で飲んだワインがやたらと酸っぱく、味を感じなかったことはないでしょうか? 

 

また、これはどうでしょう。

旅行先で飲んだご当地ワインがとてもおいしく感じ、買って帰ってから飲むとそれほどでもない、なんて経験をしている方は結構多いのではないかと思います。

  

人間の味覚とは非常に主観的であるとともに、環境や感情によって変わるとてもあやふやなものなのです。

 

 

ワインを造るワイナリーは1年かけて畑を耕し、選定し、収穫し、醸造し…そして、数年かけてようやく一つのワインが世に出ます。

もちろん、天候やいろいろな諸条件で常に100%の出来ではないかもしれませんが、そうして手塩にかけて作ったワインはどのワインも”絶対に美味しい”はずなのです。

 

では、全てのワインが美味しいのであれば、冒頭の私が選ぶワインを特別美味しいと思うお客様はどうでしょうか?

 

当店のワインリストには、基本的に『私好み(美味しいと感じる)』のワインをのせています。

 

つまり、当店のワインを美味しいと思ってくださる方々は、”酸っぱい”や”甘い””濃い””渋い”といった私が美味しいと感じる『味覚ベルト』がわたしと近い方々なのです。 

 

ソムリエは一年に何千種類とワインをテイスティングし、味を分析することによって、自分の味覚を確立します。

そして、私たちソムリエが(料理人も)この味覚ベルトを一定に維持することによって、いつ行っても美味しいワインを選んでくれるソムリエになるのだと思います。

 

感覚は形にできないので、これは簡単の様で、とても難しいことかもしれません。

しかし、この味覚に合う方々が増えることでお店が繁盛するのですから、日々勉強して頑張らねばなりませんね!! 

 

日本の『美味しくない』事を『口に合わない』と言うのはそういったところからなのかも・・・なんて思った夜でした(^^♪

 

 

 

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